田澤ルール、誰のためのルールなのか?だから野球はサッカーに負けるのだ!
だから、サッカーに負けていく!
今はまだ野球は人気のスポーツです。
しかし、あと10年したらサッカーに完全に負けると思います!
理由は色々ありますね。
①アマチュアとプロの垣根がない!
サッカーはプロとアマの垣根がないだけではなく、きちんと連携しています。
これは川淵チェアマン(当時)が野球の悪い部分を見て、「プロアマの垣根を無くさないと絶対ダメになる!」と半面教師で決めたんでしょう。
Jリーグが発足する前、某新聞社のお偉いさんがクレームをつけても一歩も引かず、結局お偉いさんが従うことになったことからもしがらみを無くし、特定の権力者がサッカーを牛耳ることを嫌ったのだと思う。
(これがJリーグ成功の大きな功績の一つ!)
②ドラフトがない
サッカーは、選手の獲得にドラフトがありません(多分)。
強いチーム、魅力のあるチーム、お金のあるチームが選手を勧誘し入団してもらう。
全て自由競争で選手を獲得しています(多分)。
最近だと神戸がイニエスタ選手やビジャ選手を獲得しています。
鳥栖もトーレス選手を獲得しました。
ですが、財政が火の車のようで、今大変なことになってますね・・・
自由競争ですから、各チーム条件は同じ。
お金かポジションか、設備かチーム力か、とにかくあるもの全てをぶつけて選手を獲得するんだと思います。
だから極めてクリーンですよね。
裏金とか渡す必要もないですし。
③「期限付き移籍」という制度
選手の移籍とかも結構頻繁に行われてますよね。
サッカーで面白いのは、「期限付き移籍(レンタル)」という制度。
Aというチームに所属しながら、Bのチームに行ってBのチームの試合に出るシステム。
NPBのように完全移籍でプレーしなくていいから、とりあえずレンタルして試す。
チームにフィットすると思ったら、完全移籍の話をする。
これって、「完全移籍したけどチームに馴染めない」というリスクを回避できるから、お互いWin-Winになるからとてもいいと思う!
④FIFAという存在
サッカーにはFIFA( International Federation of Football Association)、世界サッカー連盟、があり、全世界のサッカーを統括しています。
そこから各地域、各国のサッカー協会と傘下が進み、最終的には各地域クラブまで網羅するような仕組みらしい。
サッカーにはワールドカップという世界大会があります。
これはFIFAが管轄して開催しているから、日程的なことなどで問題になることがない。
ヨーロッパや南米などのシーズン終了後の6月から7月にかけて行われ、各国がベストメンバーを揃え、国の維新と実力をかけた真の世界一決定戦になる。
一方の野球はどうか?
WBC(World Base Ball Classic)という大会がありますが、真の世界一を争う大会とは言い難い。
時期はキャンプ中の3月頃開催され、選手は各国のベストメンバーでないこともある。
特にアメリカは出場を辞退する選手も多い(最近では大物選手も出るようになりつつあるみたいですが)。
しかも、開催国はアメリカで、放映権等の収益は大半がメジャーリーグに入るという。
審判も2流・3流どころが集まり、誤審も結構あった。
残念ながら野球はワールドワイドに愛されているスポーツではない。
だから、ワールドワイドに愛されているサッカーに対抗する上で全世界の野球界が協力しないといけないのに、メジャーリーグは自分たちの権益ばかり考えるだけの大会を開催している。
サッカーのワールドカップと比べても、盛り上がりは一部の国々だけ。
これでは、絶対にサッカーに勝てない。
(FIFAには汚職があるという噂が常にあり、そこは改善の余地があると思いますが)