本当の意味での民主主義が問われて来た

2020年5月6日

みなさんこんにちは、macbanbanです。

コロナウイルスが拡大して、いろいろな問題が出て来ました。

まずは小中高の学校閉鎖。

そして、各航空会社の海外フライト軒並みキャンセル。

アベノマスク1世帯2枚配り、

発注先残り一社不公表、

マスク不良品からの

予算金額とマスク発注額の巨大な差額!

パチンコ店休業要請からの

営業パチンコ店名の公表。

コロナウイルスの影響でいろいろなところに問題が出ていますが、

まあ、滅茶苦茶なこと、滅茶苦茶なこと。

政府は一人10万円配って「Stay Home!」とか言って

首相は呑気に寛いでる動画を流す始末。

一国のリーダーに全くもってそぐわない行動に、

国民の怒りに火を注ぐという

素敵なコントをしてくれます。

日本はやはり馬鹿なのか?

与えることなく、求めるだけでは限界がある!

今政治家のみなさんがいろいろな要請をしています。

「家にいてください!」

「パチンコに行かないでください!」

「不要不急の外出は控えてください!」

これらの要請自体はいいと思うんです。

コロナウイルスは危険なんでしょうから。

でもですよ、国民ひとりひとりの行動を制限するだけの強制力は今のところありません。

ですから、買い物に行こうが、パチンコに行こうが、

寛いでいる動画をアップしようが好きにしていいんです。

一般の国民は。

休業要請に応じないパチンコ店名を公表

今回休業要請に応じないパチンコ店の店名が公表されました。

その店にかなり苦情やらの電話が入ったようです。

ですが、彼らは何か悪いことをしてるのでしょうか?

してるのだとしたら、逮捕すればいいのではないでしょうか?

私の理解では、単にパチンコ店を営業しただけで、

それが法律違反になっているようには思えません。

パチンコ店の何がいけないのでしょうか?

正直私もパチンコ店にあまりいい印象は持っていません。

ですが、彼らが営業する権利は今のところ誰にも止められないはずです。

むしろ、パチンコ店に電話で苦情を言った人々を営業妨害などで逮捕するなりするべきじゃないでしょうか?

日本は法治国家じゃないのか?

日本は法治国家ですから、法律に則って裁かれるべきです。

個人の感情やパチンコに対するイメージだけで

その営業する権利を奪うことは許されないはずです。

今私たちの民主主義、良識が問われている気がします。

外出自粛・営業自粛・リモートワークなど、

これまでの生活と比べると制限が多く

不便なことも多いでしょう。

ですが、なぜパチンコ店がここまで槍玉に上げられてしまうのでしょうか?

休業したいところは休業すればいいし、

営業したいところは営業したらいい。

同じように飲食店やカラオケボックス等が営業してたら、

店名を公表するんですか?

飲食店・カラオケボックス等は良くて、パチンコ屋はダメ?

その根拠や理由は何だろう?

なぜパチンコ屋だけがターゲットにされるのか?

みんなの印象がよくないパチンコ屋なら、

多少手荒いことをしてもいいと考えてるなら言語道断です!

それは絶対許されるべきではありません!

もしパチンコ店に対する対応が許されるなら、

日本は恐ろしい国だと思う。

法律なんて無視して、知事や国会議員、国民の判断・感情で良し悪しが決まる。

こんな恐ろしいことはない。

何のために法律があるのか?

規制したいなら、知事・首相個人の主観でもいいから法律を整備して規制すればいい。

法律がない中での規制・抑圧は日本では認められてないはずだ!

そういう意味でのパチンコ店の店名公表による行政の嫌がらせは、

営業妨害等に当たらないのか?

どういう線引きでその判断・実力行使に至ったのか甚だ疑問です。

もう一つの懸念!GWの帰省規制!

ちょっとダジャレになってしまいましたが、

もう直ぐゴールデンウィークです。

例年この時期には帰省や旅行に出る人が増えています。

しかし今年はコロナウイルスの真っ只中。

多くの交通機関・飛行機などが運行停止等をしていて、

例年通りのような移動は無理でしょう。

まして海外旅行はほぼほぼなくなるのではないでしょうか?

当然人の行き来が増えれば新たな感染源を増やしたり、

コロナウイルスをもらったりすることが考えられます。

それはそれで大きな問題ですが、

今各都道府県レベルでも帰省を規制する方向で話が進んでいます。

コロナウイルスの拡大を考えれば、そうした要請の意図は理解できます。

しかしながら、強制はできないはずです。

私の知り合いがヨーロッパから緊急帰国しました。

理由はお父様の容体があまり良くないからです。

週に1回は病院に行き診察や経過観察を受けてるようです。

彼らは日本に帰国したものの、2週間の待機が必要とのことでした。

仕方なく成田で数日、残りは都内近郊で過ごしたそうです。

お父様に会えず、体調を気にしながら日々を過ごし、

買い物以外で外出はほぼせず、「Stay Hotel」生活だったとか。

2週間経過してコロナウイルスの感染がないと判断し、

実家に戻ることができました。

そして、無事にお父さんに会うことができたようで、

本当に良かったと思いました。

ただ、お父様の体力・免疫力はかなり弱ってると思うので

「Stay Home」生活真っ只中とのこと。

この友人は運良くお父様に会うことができましたが、

このような状況の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

もし自分がそのような状況になった時、

帰省を規制されてそれに従うことができるでしょうか?

家族の絆が強ければ強いほど会いに行きたいでしょう。

その状況下で会いに行くことを止めるだけの理由を私は持ってません。

下手したらもう最後かもしれないと思えば、

一家揃って家族のもとへ駆けつけ、

祖父母・両親・子供やお孫ちゃんと再会する選択をする家族を私は責められない。

誰を守り、誰守らないのか?

誰の生活を優先し、誰の生活を見捨てるのか?

ここが曖昧だと、各種要請は意味を成しません。

今の状況で全員が全員を救えるとは思えないですから。

倒産が目に見えるようになってきた

今日も1社大きな倒産があったようですね。

小さい会社でネットやマスコミが書かない会社もいくつか倒産してるかもしれません。

そこの会社の従業員だった方々は、

本当に不安でしょうし、これからどうしていいか分からないかもしれません。

本当にとっても大変な状況になっています。

コロナウイルスの対策はもちろん必要ですが、

経済的対策、企業や各個人の金銭的な支援・政策も急務です。

コロナウイルス対策と経済的な対策を両輪で回していかないと、

国も個人も疲弊して、潰れます。

そして、個人としてもある程度の生活の自由が必要です。

すべて一方的に自粛要請されては、個人もたまりません。


国や都道府県はコロナウイルスの感染から守るという責務がありますが、

各個人にもそれなりの生活があり、

働きたくても働けない人もいれば、

医師や看護師さんのように休むことはできず、

コロナウイルス感染の危機にさらされながらも

人命のために毎日毎日頑張ってくださる方々もいます。

スーパーなど生活物資を販売してくださってるお店もまたそうです。

どれをとっても厳しい状況だと思います。

じゃあ、どうしたらいい?

今私たちが考えべきことは、

・できるだけ外出等は控えるということ

・最低限の収入を得る経済活動を行うこと

・必要最低限の自由を与えること

だと思います

外出自粛が出来る方は外出自粛を。

収入を得るための労働・営業はできるだけ最小限に。

自分が必要と思うことはしてもらって構わない。

そうでないと、経済的・精神的・健康的におかしくなってしまうのではないでしょうか?

コロナウイルス対策の効果的な対策は見つかりません。

外出自粛によって収入がなくなればそれは地獄ですし、

仕事をして収入を得てもコロナウイルスに感染して命を落とせばそれもまた地獄。

極論を言えば、どちらを選択するかということです。

国や都道府県はそういうことを踏まえて外出自粛・営業自粛と言っているのだろうか?

政治は弱い人たちを救うものだと思っていますが、

今のところ弱い人を切り捨てるようにしか見えません。

コロナウイルスが終息した後、今後のためのしっかりとした議論が必要かもしれませんね。

日記

Posted by macbanban