ヒューマンエラーは絶対に防げない!岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で男性隊員3人が死傷事件
みなさんこんにちは、macbanbanです。
先日岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で男性隊員3人が銃で撃たれて死傷した事件がありました。
発砲した隊員は、4月に自衛隊に入隊したばかりの18歳の若者らしい。
確固たる殺意を持って上官を殺そうと計画していたという話もあり、もしそれが本当なら、今後どうやって防止することができるのか?
これはある種のヒューマンエラーですが、この手のヒューマンラーは絶対に防げないでしょう。
自衛隊とは?
防衛省・自衛隊の目的は、“わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つことを使命とし、国民の生命・財産とわが国の領土、領海、領空を守り抜くための取組の他、国内外での大規模災害や国際平和協力活動を含む様々な事態に対応しています。”とホームページに書いてあります。
身近に感じるケースでは大災害での救助活動ですが、メインの活動は、“国民の生命・財産と日本の領土・領海・領空を守ること”でしょう。
そのために自衛隊は銃やミサイルなど人を殺傷しうる武器を扱い、敵の兵士・兵器などを殺傷・破壊する訓練を日々しています。
当然のことながら、人が死ぬことに直結する行動です。
敵国を攻撃すれば死者が出ますし、訓練においてでも毎年自衛隊の兵士が殉職しています。
自衛隊の隊員たちは自分たちの命を懸けて“日本国民の生命・財産とわが国の領土、領海、領空を守り抜くための取組に従事”してくれています。
そんな自衛隊員には感謝しかありませんが、このような悲しい事件・事故が起こってしまうのも可能性的には否定できません。
犯人の目的は?
事件から少し時間が経ちましたが、革新的な動機や目的はまだ判明していないようです。
一説には、“上官に失跡を受けて恨みを持っての犯行”とありますが、どこまで本当なのか、現時点では分かっていないようです。
どのような叱責を受けたのか、本当にそれが動機なのかは分かりませんが、武器や兵器を扱い、一歩間違えれば命を落としかねない環境においては、完璧主義が求められると思います。
その中で、一つでもミスが起きれば部隊の全員が生命の危険にさらされる可能性があるとすれば、ミスは極めて厳しく叱責され、二度とミスを起こさないような訓練が課されると予想されます。
その訓練が厳しいことは容易に想像がつきますが、その厳しさは人によって感じ方が違うでしょう。
“隊員の生命がかかっていれば、これくらいは当然”と考える人もいれば、“いくら何でも厳し過ぎる!”と考える隊員もいるでしょう。
もし叱責が動機なら、今回は後者になるのかと。
ヒューマンエラーは絶対に防げない!
今回の自衛隊の事件だけでなく、すべてにおいてヒューマンエラーは防げません。
どんなに優れたシステムを導入して厳格に管理したとしても、ヒューマンエラーは防げない。
国民の生命や財産・領土を守ると誓って自衛隊に入隊した隊員が、“同僚隊員を撃ち殺す”など想像できるだろうか?
これからの射撃訓練で“この隊員に実弾を渡して大丈夫だろうか?”とか、一人一人の隊員を“この隊員は同僚隊員を撃ち殺すんじゃないか?”と疑いながら射撃訓練などできるだろうか?
絶対にできやしない。
自衛隊に入隊する以上、“わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つことを使命とし、国民の生命・財産とわが国の領土、領海、領空を守り抜くために取組む”ことを誓うことに疑いを持つことは前提としてない。
そういう意味では、どの世界でも最低限の“信頼”が必要となる。
私たちは日本国民と領土を守ってくれる自衛隊員を信頼したいし、彼らには感謝したい。
上官や同僚、日本国民を殺すような自衛官はもう二度と出てこないことを祈りたい!
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