輸入申告の注意点を教えます!初心者が輸入申告を自分でやってみた!



HSコードとは?

「HSコード」とは、「Harmonized Commodity Description Coding System」のことです。

「HSコード」って何?って感じでしょうが、

輸入する商品一つ一つに番号が振られる番号になります。

これは、税関ホームページの「輸入統計品目表(実行関税率表)」で確認できます。

材質・用途などによって分類されるもので、

その振られた番号によって、関税率が決定されます。

輸入は基本申告納税という体制を取っていますので、

輸入者(通関業者)が自分で輸入する商品がどういうもので、

それがどの「HSコード」になるのかを税関に申告する必要があります。

まずは自分が輸入する商品の「HSコード」を確認しましょう。

分からなければ税関に電話して聞きます。

商品名・成分・用途・商品写真などを用意するとスムーズかもしれません。

HSコードは、他法令等にも関係してきますので、

輸入を決定する前からチェックしておいた方がいいです!



入港日の確認と船社チャージの支払

Arrival Noticeという書類が船が入港する前日くらいに船会社等から送られて来ます。

Arrival Noticeは、「何月何日に輸入する商品の船が港に到着しますよ」とお知らせするもので、

その他に

  • 船社チャージ料金
  • 倉庫の保管先情報
  • 搬入確認番号

などの内容が載っています。

まずはそれで船の入港日を確認します。

混載(LCL)での輸入の場合、

入港日の1〜2日後から輸入通関が可能ですので、

早めに入金手続きをしましょう。

私の場合ですが、輸入申告前に船社チャージを支払います。

これは、すぐに輸入通関して商品を引き取りたいときに

引き取りできるようにしたいからです。

Arrival Noticeに記載されている船社チャージ料金を船会社に船社チャージを支払わないと

商品の引き取りができませんのでご注意を!



まずは税関へ!

輸入申告をするには、まず税関へ行かなければなりません。

(通関業者はオンライン上でつながっているシステムを使っているらしい)

税関と聞くとちょっと堅苦しい感じがします。

実際に税関を訪れると結構堅苦しい気がします。

ですが、税関の対応は優しいですので

それほど敷居は高くないですね。

まあ、関税・消費税あたりのところはかなり堅いですが。。。

とりあえず商品を輸入するために税関へ行きます!

税関に行って輸入申告をするには、

インボイスパッキングリストBL(Bill of Lading)Arrival Noticeの書類が最低限必要です。

必ず税関に持参してください!