「下関」って、何県? 海響館・うみたまご編
「下関」って、何県? 海響館・うみたまご編
息子が、「下関って何県?」と聞いてきた。
私:「何突然?」
息子:「いや歴史の授業で出てきてさ」
私:「行ったよね、昔?」
息子:「行った・・・・」
下関と言えば、
ふぐ(ふく)で有名な場所!
唐戸市場という市場があり、
その近くに「海響館」という水族館があり、
結構な観光名所だ。
君は確かに下関に行ったはず!
そして君は、海響館であれだけはしゃいでたじゃないか!
だが、忘れてはならないのが、
「歴史の名所」でもあるのだ。
まずは「壇ノ浦の戦い」
言わずと知れた、
平家と源氏の戦い。
平家は源氏に敗れ、滅亡。
歴史的には結構有名なお話。
また、宮本武蔵と佐々木小次郎が戦ったとされる
「巌流島」があることでも有名。
ただ、本当にこの両者ここで戦ったのかな?
下関戦争でイギリスに大敗した下関は、
鎖国政策を取っていた江戸幕府に背いたのかな?
講和使節に高杉晋作を任命して講和を成立させ、
下関港は事実上開港したらしい。
(https://www.japanheritage-kannmon.jp/index.cfm)
その後下関にイギリス領事館が開設され、
イギリス領事館も建てられた。
イギリスとの関わりが深くなったこの辺りから、
長州藩が明治維新の倒幕運動で
力をつけてきたみたい。
高杉晋作終焉の地があるみたいだから、
倒幕運動の中心であったかもしれない。
でも最近の教科書は、
私たちの時とは違い、
内容が少なく、
結構有名な出来事が
見事に割愛されている。
それはそれで悲しいけど。。。
で、息子に逆質問してみた。
私:「何県だと思う?」
息子:「うーん、大分県」
私:「ブー、違います!」
息子:「じゃあ、熊本県」
私:「ブー、違います!」
息子:「じゃあ、佐賀県」
私:「ブー、違います!」
と、九州各県を答える。
もちろん、全部不正解。
途中からヤケクソになったのか、
息子:「栃木県!」
と答え出す始末。
何故九州から北関東へ大移動する?
仕方がないので、正解を教えた。
私:「正解は、山口県でした!」
息子:「え〜、山口県なの?」
私:「そうだよ。」
息子:「下関って、水族館あったよね?」
私:「あったよ。海響館。覚えてんじゃん。」
息子:「だよね。だから大分だと思ったのに。」
私:「?」
息子:「ほら、みんなで昔行ったよね?」
私:「行った。」
息子:「たまごか何かのやつ。」
私:「あっ、それうみたまご!」
「うみたまご」という水族館が、
実は大分にあるんです!
それと勘違いしていて、
迷わず下関は大分県と思っていたらしい!
まだ小さかったから、判別つかなくても仕方ないかな。
というワケで、ちょっと時間がかかりましたが、
ようやく正解に辿り着きました。
「下関は山口県」だから、忘れないでね!
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