李登輝さんが死去!台湾の偉大な政治家が逝ってしまった!
台湾の李登輝元総統が亡くなりました。
97歳でした。
とっても残念です。
日本と台湾の関係を築いていく中で、とても重要な役割を担ってくれた方だと思う。
日本と台湾がここまで緊密な関係を築けたのは、李登輝元総統の存在が大きかったのではないか。
とりわけ存在感が大きい印象!
私たちの世代は、若かりし頃の李登輝総統を知らない。
ただ、台湾を代表する政治家だという印象はある。
日本を訪問する際には必ずニュースになるし、確か中国は李登輝元総裁の訪日に抗議していた気がする。
中国が抗議するということは、それだけ危険分子だということ。
それだけでも李登輝元総統の存在感が半端なかったんでしょう!
アメリカを始め、世界各国から李登輝元総裁の死去を悲しむ哀悼の意を表されている。
台湾の中では、偉大な政治家の証だ!
蒋経国の後を継いで総統に就任!
李登輝元総統は1923年に台湾近郊で生まれ、京都大学農学部に進学。
第二次世界大戦では日本軍に入隊。
終戦後は台湾に戻り、研究者として台湾の農業政策に従事していたが、蒋介石の息子である当時の蒋経国総統にその手腕を認められて政治家に転身。
蒋経国の後を継いで、台湾出身者として初めて総統に就任!
台湾での改革を次々と断行し、1996年には台湾で初めて住民の直接選挙による総統選挙を実施。
台湾が主権国家だということを決定づけるとともに、台湾の民主化に尽力。
台湾の礎を築いた政治家の一人です!
比較的良好な日台関係!
日本と台湾の関係は、比較的良好だ!
東日本大震災の時台湾からの募金や支援はスゴかった。
私たち日本人は、台湾の支援と日本に対する想いを絶対に忘れてはいけない!
台湾も第二次世界大戦で日本軍が占領したけど、戦後の関係は中国・韓国とは全く違う。
台湾はいつも日本の側にいてくれる国だ!
しかし、尖閣諸島の領有権については例外のようだ。
中国だけでなく、台湾も領有権を主張している。
尖閣諸島日本の領土だという日本の主張は変わらないだろうが、台湾が尖閣諸島の領有権を主張したのは正直ビックリしている。
新日の代表格でと言っていい台湾が、尖閣諸島の問題で日本と対立するのか?
私は台湾大好きな日本人ですが、さすがに尖閣諸島の領有権は譲れない!
李登輝元総統も「尖閣諸島は日本の領土だ!」と言ってたそうな。
日本と台湾は常に緊密に協力し、中国と対峙するべきだと思っている。
だから、尖閣諸島の問題で日台関係がギクシャクしないことを祈る!
日本は今こそ台湾との関係を深めるべき!
日本は今外交面で転換期を迎えています。
中国とは尖閣諸島、韓国とは竹島や三品目の輸出規制などの問題があります。
中国は香港の「国家安全法」によって、世界各国から批判・非難が殺到。
日本も参加して今こそ中国と対峙するべきだと思います。
中国も韓国も隣国ですが、残念ながら日本の友好国とは言えません。
台湾も尖閣諸島の問題はありますが、それ以外は大きな問題は見当たりません。
そして、ナショナリズムによるカントリーリスクもない。
日本も台湾も国土は小さいですが、二国が合わされば心強いことこの上ない!
そういう意味からしても、日台関係が重要になってくるでしょう。
日本は台湾ともっともっと協力関係を深めるべきです。
習近平国家主席を国賓で招待するのではなく、台湾の蔡英文総統を国賓で招待してはどうだろう?
李登輝元総統のご冥福を心よりお祈り申し上げます。