大阪府のパチンコ店名公表!果たしてそれでいいのだろうか?
大阪府の吉村知事が、新型コロナウイルス特別措置法に基づいて、休業要請に応じないパチンコ店の店名を公表したらしい。
果たしてそれでいいのだろうか?
吉村知事の仕事ぶりは素晴らしいと思います。
知事としてやれるだけのことはやっているでしょう!
ですが、これはやり過ぎではないでしょうか?
パチンコ店関係者だって生活がありますから。
果たしてパチンコ店名を公表することが正しいのか?
吉村知事のコロナウイルス対策は間違ってないと思います。
コロナウイルスの感染を抑えるには、
現時点では、極力外出・営業を減らして人と接触しないことが一番でしょう。
ですが、パチンコ店関係者にだって生活があります。
知事のようにコロナウイルスの危機でも毎月必ず給料が振り込まれるのであれば、
休業要請に応じないパチンコ店の店名公表などはいいと思います。
ですが、彼らは民間でしかも営業して売り上げが上がらなければ給料は出ない。
だとしたら、私でも営業したいと考えます。
給料を保証してくれるならもちろんOKですし、
国や大阪府が人々の給料を保証してくれるなら話は別です。
家にこもって外出自粛。
コロナウイルスの脅威がなくなるまでほぼ強制的に自粛要請してもいい。
ですが、家にこもりたくてもお金がなければ生活できなません。
国から給付される10万円、いつ給付されますか?
そして、その10万円でどれくらい生活ができますか?
1ヶ月持つか、頑張って2ヶ月か?
貯金のない方々はどうしますか?
家にこもっててもお金は降って来ません。
公務員さんとは違うんです。
吉村知事の言い分も分かりますが
もちろん、知事の考えも分かります。
家にこもって外出を自粛してもらって
コロナウイルスを終息させたい!
ですが、それはあくまでコロナウイルスで死なないだけであって、
お金がなければ経済的に死にます!
食べるものを買えない、
家賃を支払えないのであれば、
その方々の生活は守れず、
下手すれば命の危険に及ぶ。
知事はコロナウイルスの死亡者は防ぎたいけど、
金銭的問題による死亡者は気にならないのでしょうか?
そう考えればパチンコ店が営業をしたい気持ちは分かるし、
そうしないと従業員が死ぬかもしれない。
それはそれで大問題ではないでしょうか?
大阪府が無料の食堂や宿泊施設を提供してくれるなら別ですが、
そんなことはおそらく無理です。
だとしたら、彼らは彼らなりの生活・営業は守られてもいいのではないでしょうか?
どの命を救い、どの命を諦めるか?
今私たちは、命の選択を求められてる気がします。
単純に言えば、「どの命を救うのか?」ということです。
下手すれば数ヶ月給料がなくても生活できる人は救えますが、
生活できない人は、残念ながら救えないということです。
お金がなくなり空腹に耐えられなくなれば、
暴動が起き、スーパーなどで万引き等が横行するかもしれません。
その極限状態まで行ってしまうかもしれない。
外出自粛・営業自粛はある意味限界に来ていると思います。
近々昔のような経済活動に戻れなければ、
多くの方々が経済的に死んでしまうかもしれません。
もちろん、戻したらコロナウイルスが蔓延して
感染が拡大するかもしれません。
でも、戻さなかったら経済的に死んでしまうかもしれない。
自粛するにしても、自粛しないにしても、
いずれにしろ命が失われるかもしれない。
そうなるとすれば、もう決断するしかありません。
「どの命を救い、どの命を諦めるのか?」
「誰を守り、誰を諦めるのか?」
私では絶対に決断できませんが。
もう八方美人政策は通用しない!
「コロナウイルスのために外出・営業は自粛してもらいます。
でも、お金は10万円しか給付しません。
これでコロナウイルスに勝ちましょう!」
なんて八方美人的な綺麗事は通用しません。
お金がなければ私なら働きに出ます。
コロナウイルスに感染するかどうかは分かりませんが、
お金がなくなることは分かりますから。
働いてコロナウイルスに感染して死ぬかもしれないし、
家にこもってお金がなくなって下手したら餓死するかもしれない。
どちらも嫌ですが、
もし賭けるなら働いてコロナイウルスに感染しない方に賭けたい!
公表されたパチンコ店は、何かペナルティーあるのかな?
罰金払わされるの?
できれば営業自粛してもらいたいですが、
そうも言ってられないから営業されてるんだと思います。
一方でスーパーやドラックストア、コンビニなどは営業を続けています。
国民のライフラインということが理由ですが、
「営業」という観点からすると何とも不平等です。
確かに一般的にはパチンコをしなくても人々の生活に全く影響はなく、
そこは明らかに違いますが。。。
医療関係者のみなさん、ありがうございます!
では一体何が正解なのでしょうか?
先の見えない、敵の見えない戦いに
私たちはいつまで持ちこたえることができるのでしょうか?
私にも分かりません。
おそらく、正解はないのではないでしょうか?
コロナウイルスで仕事がない方々もいれば、
医者や看護師さんなどの医療関係者は、
毎日毎日現場でコロナウイルスと戦い、患者さんと向き合ってくれています。
今この状況で、彼らに在宅ワークなんてできるわけがありません。
彼ら自身もコロナウイルスに感染するリスクを背負いながら、
コロナウイルスや他の病気の治療に当たってくれています。
彼らには感謝の気持ちしかありません。
ありがとうございます!
今こそ決断の時!
お金を刷って刷って刷りまくって配るか、
それとも国が食料を買い取って国民に配るか。
今のところこれしかコロナウイルス対策と経済対策の効果的処方箋はないと思います。
果たして政治家のみなさんはどんな政策を出すのか?
彼らがどんな決断を下すのかが楽しみです!
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