相談する人間違えてるぞ！私になぜ聞く？とあるフランス人からのビザ相談
ある人からビザの相談を受けました
知り合いのフランス人がビザの延長をしたいとのことらしい。
「なぜ私に相談する？」と思いましたが、
「海外旅行が好きで、色々知ってそう」という
訳の分からない理由で白羽の矢が立ったらしい。
その人は今日本語学校に通っているようですが、
学校の授業をもう３ヶ月延長しようと考えているようでした。
単純に延長するなら学生ビザを延長すればいいのだけど、
それはできないらしい。
っていうか、そもそもビザの相談は学校とすればいいわけで
私に相談する必要はないはずなんだけど。。。
その人も「一回韓国に出国してまた日本に帰って来ようと考えている」とその知り合いが言ってました。
少ししか状況は分かりませんが、
おそらく、観光ビザで日本に入国し、
もう少し延長したいんじゃないのかな？と思い、
その人に会いました。
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話を聞くと、私の予想通りの内容で、
観光ビザで入国して3ヶ月の日本語コースを受けるけど、
もう3ヶ月受講したいとのこと。
「当初の予定では、一度韓国へ出国してまた戻って来ようとしてたけど、
コロナウイルスの影響で再入国できそうにないから、
いい方法はないか」ということでした。
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とりあえず、今の状況では再入国は難しいだろうから
学生ビザを取ればいいと伝えると、
学生ビザは学校から断られたと言う。
「何でですか？」と理由を尋ねるも、
きちんとした回答はありませんでした。
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もしかすると、学生ビザを発給する資格を持たない日本語学校なのかと思い
そのことを聞いてみると、
学生ビザを発給する資格はあるとのこと。
現に今週からクラスが始まったらしいのだが、
同じクラスのドイツ人は学生ビザを取得したとのこと。
だったら尚更のこと、学生ビザを申請してビザを取得すればいい話だけど、
それはダメらしい。
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「ドイツ人と同じ条件だから、自分も学生ビザが下りるはず！」と言ったので、
「そうしたらいいじゃないですか。でも本当に条件同じですか？」と聞いてみた。
本人は「同じ」と言ったので、
「ドイツ人はあと何ヶ月勉強するの？」と聞くと、
「6ヶ月」と言う。
その人に「あなたはあと何ヶ月勉強するの？」と聞くと、
「3ヶ月」と言う。
おいおい、明らかに同じ条件ではないやん！
詳しいことは分からないけど、
単純に考えると「6ヶ月日本で勉強するには学生ビザが必要になるはず」です。
理由は、「6ヶ月勉強する」には、学生ビザでないと入国できないから！
観光ビザは3ヶ月しか有効じゃないので、6ヶ月勉強することはできない。
そうすると「6ヶ月勉強する」には、自動的に学生ビザが必要になる！
彼は3ヶ月のプログラムを受講するから
観光ビザの有効期間内でも問題ない。
（正式には3ヶ月の勉強でも学生ビザが必要かもしれないが）
だからもう3ヶ月延長しようと思っても学校が学生ビザの要件を満たしていないと判断し、
学生ビザの要求を拒否したのではないか？
その3ヶ月コースで、
「3ヶ月コースのみの受講者で学生ビザ取れた人いる？」と聞いてみましたが、
彼は答えをはぐらかして別の話題に逸らしました。
私は質問に答えない輩は嫌いなので、
彼の話を聞き終わり、再度同じ質問を繰り返しました。
またも同じように話題を逸らしたので、
こっちも応戦。
「じゃあ、学校と話をするしかないね！」と言って帰って来ました。
外国人あるあるだけど、
こちらの質問に正確に、誠実に答えない人がやはりいますね。
彼の情報を性善説で受け取ってしまうと
大きなしっぺ返しを食らう！
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彼の選択肢としては、
- 学校から学生ビザを出してもらう
- 3ヶ月不法滞在者として滞在する
- 日本から出国する
この３択しか方法はなさそう。
まあ、どの方法を取っても私には関係ないのでいいんですが。
でも、これを話していた1時間、
かなり無駄でしたね。
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「こういう外国人に気をつけてね！」っていう授業料と思って
切り替えるしかない。
私は相談されるのが苦手なので、
次からはしっかりと断ろう！
あっ、でも英語の勉強にはなったかな。
久しぶりに英語話したから、
悪いことばかりじゃなかった！（笑）