独裁国家、社会主義国家は怖い!
みなさんこんにちは、macbanbanです。
ロシアの野党指導者のアレクセイ・ナワリヌイ氏がロシア国内で昏睡状態になり、現在ドイツの病院に移送され入院しました。
昏睡状態になった理由は毒物の摂取のようですが、どこで誰が毒物を混入したのかはまだ分かっていません。
ロシアの空港内で毒を盛られたという説とドイツへ向かっている最中という説が出てるみたいですが。
アレクセイ・ナワリヌイ氏とは?
ナワリヌイ氏はプーチン大統領抗議活動をしている批判的な指導者で、議員ではないもののその存在には影響力があるらしい。
これまで何度も逮捕されるなど結構危ない橋を渡っているようですが、プーチン大統領が嫌ってることは間違いないでしょうね。
ロシア国民の反プーチン派に人気があるらしい。
前回のロシア大統領選挙では、立候補したナワリヌイ氏に対して「立候補を無効」にしたとのこと。
プーチン大統領が大統領選挙で負けるかもしれないくらい、力をつけてきた証拠ですね。
もう少ししたらまた大統領選挙があるでしょうから、次の選挙では危ないと思ったのかな?
だから、暗殺という形で葬り去ろうとしたのだろうか?
誰であろうと殺人・暗殺なんで絶対にダメだけど、それにしてもやり口が中途半端だな。
ロシアのオムスク病院判断は?
ナワリヌイ氏が昏睡状態になったのは、ロシア国内の空港らしい。
空港内のカフェで飲んだお茶に毒が混入されたと言われていました。
カフェでお茶を飲んだ後、ナワリヌイ氏が飛行機で移動中に体調が急変したため飛行機は緊急着陸し、ロシアのオムスク病院に搬送されました。
搬送先の病院の会見では、毒物が盛られた形跡はなかったと発表されたが、もちろん、ナワリヌイ氏支持者はそれで納得するはずがない!
だから、ナワリヌイ氏の側近はドイツの病院への搬送を求めました。
しかし、オムスク病院は、「症状が重篤で移送できる状態ではない」として移送を認めなかったようです。
あくまでも仮定の話ですが、もしロシア政府関係者が毒を盛ったのならドイツへ移送されたらその事実がバレるかもしれない。
とすれば、移送を認めないのは当たり前です。
しかしながら、最終的にはドイツへの移送を認めました。
おそらく、ナワリヌイ氏の支持者やロシア国民、諸外国からのプレッシャーに抗えなかったのではないでしょうか?
それに、ナワリヌイ氏の体内にあったとされる毒の成分がかなり抜けて、決定的な証拠を消すことに成功したからでしょうか?
ドイツに搬送されたナワリヌイ氏
ロシア保健省の医師は、ドイツに搬送中に毒を盛られた可能性があると指摘したようですが、それは疑わしい。
なぜなら、ドイツ人医師たちに毒を盛る理由が見つからないからです。
ナワリヌイ氏を救助するためにロシアに行って、その搬送中の機内で毒を盛りますか?
毒を盛って何の利益があるんでしょう?
バレたらそこで全てが終わっちゃうじゃないですか。
だから、そんなこと絶対しないと思いますよ。
一方のロシア政府には理由がありますよね?
目障りなナワリヌイ氏が死ねば、プーチン大統領の懸念材料が減りますから。
こういう苦しい言い訳を見ると、あくまでも仮定の話ですがロシア政府が毒を盛ったと考えられます。
もちろん、「ロシア政府は関与していない!」と言って、嘘をつくでしょうが。
ロシアでもプーチン大統領に忖度して、ナワリヌイ氏を殺害しようとしたのかな?
それとも、プーチン大統領が自ら殺害を命令したのだろうか?
権力者は何でもありだ!
やはり権力を持った人間、独裁国家、社会主義国家、共産主義国家は何でもありですね。
彼らに従えば違法行為も合法、従わなければ合法行為も違法となります。
これは、日本でもあるかも。
上級国民は全て無罪放免ですから!
ロシアとドイツの言い分が違う!
さて、ロシアとドイツの言い分はどちらが正しい?
どちらがやったかは分からないですが、国際社会や第三者はロシアの犯行と見るでしょうね。
ロシアにはナワリヌイ氏を暗殺する理由がありますが、ドイツにはありませんから。
ドイツへ向かう機内で毒を盛る?
普通に考えれば、そんなことするバカなドイツ人はいないでしょう。
国際社会からの突き上げでロシアは調査をしないといけないでしょうが、さあ、何という調査結果が出るでしょうか?
もちろん、調査結果自体は「毒物は検出されなかった!」ということでしょうが、そこに行くまでのプロセスをどう作ってくるかが楽しみ。
面白いプーチン劇場の脚本ができるといいですね。