笑撃、東京都知事選蓮舫氏第3位！
みなさんこんにちは、macbanbanです。
東京都知事選挙が終わりました。
結果は小池都知事の3選。
現職の強みを最大限に活かし、他の候補者を寄せ付けませんんでした。
それにしても衝撃（笑撃）だったのは、蓮舫氏の第3位。
立憲民主党を離党して立候補したようですが、立憲民主党の候補者と言っていい候補です。
共産党との連携が多少マイナスに働いた面はあったかもしれませんが、野党第一党の要職を務めた彼女が第3位とはもはや笑撃としか言いようがありません。
今後は衆議院を狙うか、また参議院に戻るかでしょうが、今後の彼女の政治生命は大方定まってきたのではないでしょうか？
前広島県安芸高田市長の石丸氏は大躍進！
今回の都知事選は過去最高の56名が立候補しましたが、大躍進したのは第2位の得票を獲得した前広島県安芸高田市長の石丸氏です。
広島県安芸高田市長を務め、今回東京都知事選に立候補しました。
前職は銀行員と政治には関係のないところから、今回165万票を獲得して堂々の第2位。
蓮舫氏は128万票で、37万票差。
ご本人は当選を目指されてたと思うので満足はしていないでしょうが、この結果はすごいの一言。
地方の市長経験者が数年で165万票を獲得するなんて、なかなかできることではありません。
第3位に沈んだ蓮舫氏、彼女の政治生命の危機と言っていい！
蓮舫氏が今回都知事選に立候補したのは、小池都政に楔を打つこと、自民党の裏金問題の勢いに乗っ立憲民主党の支持を広げることにあったと思う。
自民党から支援してもらった小池知事ですが、直接的には自民党等は無関係。
だから自民党の裏金問題で小池知事が揺らぐ可能性は低い。
立候補をする以上当選を目指すことは間違いないですが、勝てるとは思ってなかったはず。
（もし勝てると思ってたらそれも笑撃！）
彼女の頭の中には、今回落選しても次の衆議院選挙か参議院選挙に立候補してまた当選すればいい。
立憲民主党も都知事選で落選した蓮舫氏を名簿上位に載せて優遇するでしょうから、蓮舫氏の国政復帰は既定路線でほぼ確実。
多少の空白期間は生じますが、国政復帰の議席は約束されたもので彼女にとってそこは問題ではなかった。
しかし、彼女の不人気ぶりがここまで如実に現れるとは思わなかったでしょうね。
小池知事の291万票に対し、蓮舫氏128万票。
その差163万票。
ほぼ石丸氏の得票分の差であり、小池知事の半分以下。
東京を選挙区とする蓮舫氏のこの得票数は、惨敗と言っていい。
今回の東京都知事は、蓮舫氏そのものの不人気ぶりを表面化させました。
蓮舫氏本人は女性総理を目指してるかもしれませんが、その可能性はかなり難しいと言える結果でしょう。
蓮舫氏が政治家として信頼を取り戻す方法は一つだけ方法がある！
それは蓮舫氏が国民の声をしっかり聞き、国民のために政治活動をすることです。
「おいおい、政治家としてそんなの当たり前のことだろ！」というツッコミは当然ですが、今のご時世国民のために頑張って働いてる国会議員が何人います？
自民党は裏金づくりに勤しんでるじゃないですか。
政治資金パーティーもやりたくてやりたくて仕方がない。
本当は衆議院選挙前に政治資金パーティーをしたいけどできない。
大半の国会議員は野党も含め、何かいい代替案はないか一生懸命考えてるはず。
蓮舫氏が今回支持を広げられず第3位に甘んじたのは、都民の声をしっかり聞き、都民のための政策を訴えることができなかった、そして、その実現性を認めてもらえなかったからだと思います。
野党第一党の支援を受け、知名度は抜群の蓮舫氏が石丸氏に完敗した。
蓮舫氏と石丸氏の違いは何か？
石丸氏は悪しき政治を一掃し、東京や日本のための政策を愚直に訴えた。
それが無党派層を中心に有権者の心に響いたその結果が165万票だと思う。
蓮舫氏は小池都政の批判ばかりの印象で、政策面ではあまり語らなかった。
もちろん、政策を全く語ってなかったわけではないでしょうが、あまりにも弱すぎた。
批判は蓮舫氏のお家芸ですが、もはや批判だけでは票は取れないし、必要なのはその先の対案とその実現性です。
今回の選挙で少しはそれがわかったのではないでしょうか？
批判するなとは言わない。
しかし、批判するならその対案を示さないといけない。
蓮舫氏は対案を出すことが苦手な政治家だと思う。
批判するだけなら簡単。
誰でもできます。
でも対案を出すということは、その政策について最低限の知識や現状、対案の実行可能度などをきちんと考えなければいけない。
予算の問題、時期の問題、人員確保の問題など、政策にはさまざまな障壁があります。
現場をしっかり見て、その障壁も理解した上で批判するならまだいいですが、蓮舫氏にはそのような部分はあまり見えない。
だから対案なき批判はダメなんです。
これは立憲民主党の政治家全般にも言えることですが。
この敗北の後の蓮舫氏の身の処し方が、今後の彼女の政治生命を決めると言っていい！
都知事選での結果が出ました。
結果は128万票の第3位でした。
蓮舫氏がこの結果をどう受け取るか？
昨日の会見では「私の力不足」と言ってましたが、果たして本当にそう思ってるでしょうか？
もし本当にそう思ってるなら、まだ可能性はありますが。
「私の政策を有権者が理解できていない」と思ってる気がします。
上から目線が抜けてない。
立憲民主党も同様の思考です。
今回の都知事選の結果に「びっくりしている」と言ってますが、いやいや全然びっくりじゃないですよ。
むしろ妥当な結果の一言。
民主党政権時の未熟な政権運営、蓮舫氏の国籍問題、批判しかしない国会戦略、どれを取っても有権者には響かないし、無党派層の取り込みは難しい。
補選３選挙は自民党が裏金問題で失速しただけで、立憲民主党が支持されて勝った選挙ではないってことが理解できてない政党に、無党派層の支持は広がらない。
野党第一党出身で知名度がある蓮舫氏が、政治経験がまだ浅くSNSを駆使した候補者に惨敗なんて、プライドの高い蓮舫氏にはさぞかしショックでしょうね。
「2位じゃダメなんですか？」って言ってたくらいですから3位でも気にならないでしょうし、都知事選は2位も最下位も一緒ですからね。
次の国政選挙で国政に復帰してこれまで通り批判戦術を繰り返すなら、蓮舫氏の政治生命は終わりでしょう。
しかし、国民の目線で国民の声に真摯に耳を傾け、批判した後にきちんと対案を出せるようになればまだ可能性はある。
ただ、彼女が本当に東京都を憂い今回東京都知事選挙に出馬したのなら、国政には復帰せず次の都知事選に立候補すべく浪人すべきとも思う。
もし４年間浪人して再度都知事選に打って出るなら、蓮舫氏の政治家としての覚悟と器は大きいと見える。
どちらを選ぶも蓮舫氏の自由ですが、浪人して次の都知事選に出る可能性はほぼないだろうな。
器ちっちゃそうだもん。